幸福論
恋の果てに愛を知り
別れの果てに幸せを知った
青葉繁る5月
実を結んだ恋
巡る季節を待たず
朽ち果てた その理由
何もかもを共有していたら
目指す先が同じだったなら
今でも二人 笑っていられた?
流れ落ちる月日
揺れ動く心
耐える術さえ知らず
口走った その想い
何か一つ消化できていたら
どこか一つ食い違ってたら
今でも二人 並んで居られた?
取り戻せない 過ごした時間
その幸せだったことを
失ってから気付いた二人
恋の果てに愛を知り
別れの果てに幸せを知った
永遠に流れる 心の歌
それはきっとレクイエム…
解き放て 自分を
今こそ目覚めの時
心が迸る
誰にも止めさせない
私は走ってゆく
そう 決めたの
心は自由だわ
何にも縛られない
私が変わってゆく
ほら 広がる
手に入れた翼は
誰にも渡さない
私は今 羽ばたいてゆく
想いの積み重ね
どこにも行き場の無い
怒りを宿してた
ああ 儚く
想いを解き放つ
何にも躊躇わない
焦りにもがいてた
そう 昨日は
手に入れた翼の
豊かさに見惚れる
私はもう どこへでも飛ぶ
背に生えた翼が
私を導いて
今こそほら 夢が目覚める
解き放て 自分を
今こそ目覚めの時
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巡り来る 陰鬱
誰にも気付かれず
奈落へと沈んでゆく
探り知る 真実
夢にも逃げられず
破滅へと急いでゆく
何を生き急ぐと
問われて ふいに
答えに詰まる
終焉を夢見て生きて来た
妖艶を身に纏い生きて来た
死に急ぐわけなど 知らない
手繰り寄す 恍惚
罪さえ償えず
愉悦すら覚えゆく
凍り付く 巣窟
愛さえ育めず
朽腐すら望みゆく
どこを駆け抜けて
明日さえ 知らず
未来(さき)が見えない
憐憫を恐れて生きて来た
饗宴を瞳に宿し生きて来た
何を生き急ぐと
問われて ふいに
答えに詰まる
終焉を夢見て生きて来た
妖艶を身に纏い生きて来た
死に急ぐわけなど 知らない
温もりを 感じたことなどなかった
誰よりも 激しく強く 祈った
出来ることなら ただ一度
叶うことなら ただ一度
すべてで愛してみたい 貴方を
両腕を掻き抱き
微かな温もりを探し
必死に微笑みを生み出した
冷たさに 目が覚める
それは独りの夜明け
蒼ざめた空は 透けて
頼りない風に 泣けたりして
両頬を引き攣らせ
甘くて穏やかな夢を
瞳に宿そうと奮闘した
凍えても 眠りつく
それは存在の否定
紅の心 抱え
流れゆく水に 身を委ねて
温もりを 感じたことなどなかった
誰よりも 激しく強く 祈った
出来ることなら ただ一度
叶うことなら ただ一度
すべてで愛してみたい 貴方を…
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