虚無

絶望感に苛む(さいなむ)私を
どうして救うだなんて言ったの
私を永遠の闇に突き落とす 甘美な誘惑
わかっていても

縋り(すがり)付く気力も無く
私はただ 地べたを這いずる
蒔き落としてきた欠片を 必死に拾い集め
粉々の破片達
一つの絵など 作れ様も無いのに

明日 永遠(とわ)が来るなど 信じてなかった
ただ私は 貴方を信じたかっただけで
夢に見るのも もう疲れたの
眠ってもいい?

予想と違わぬ(たがわぬ)結果に嘲笑う
何も無い ここには何も無い 私には何も無い
漆黒の闇の中 妖艶に舞うだけ

明日 永遠が来るなど 信じるはず無い
でももう一度 貴方に夢をみたかっただけ
追い続けるのも もう疲れたの
眠ってもいい?

いつか 永遠になるなど 信じられない
もう私は 貴方に救いを見られない
微笑い続けるのも 限界みたい
眠ってもいい?

I wanna just the forever love.
But I never can get it.
Now, I just wanna sleep.
Please forgive me to get in a sleep forever...
Please forgive me...
Forever...




決別

泣けるものなら 泣きたかった
貴方の腕の中 声を上げて
泣いて済むものなら 泣いてしまいたかった
貴方のその胸に この拳 打ちつけながら

遠く 遥かな時間を夢見て
走っていたあの日こそが 今は遠く
掌から零れ落ちた いくつもの約束

果たせないことを 悔やむよりも
果たされないことを 恨むよりも
微笑んでいられれば それでいいのに

泣いてしまえば 残さずに済んだ?
鮮やか過ぎる あの日々の残骸
泣けていたとしても 変わらなかった事実
貴方の温もりが ああ こんなにも遠い現実(いま)

笑い 手を取り合えていた日々に
後悔の泪など 似合いはしないと
掌に 貴方が愛した爪を食い込ませ

流れ落ちる血を 憐れむより
私の行く末を 気遣うより
ただ 今 激しく 抱き締めてくれたら…

貴方がいつか 戻って来るだなんて
あり得ない幻想に縛られ
私は未だ ここを動けずに

泣けるものなら 泣けばよかった
貴方の眼差しに 焼き付くよう
泣けるものなら 泣けばよかった
貴方の最後の温もり この肌に焼き付け

泣けるものなら 泣きたかった
貴方の腕の中 声を上げて
泣いて済むものなら 泣いてしまいたかった
貴方のその胸に この拳 打ちつけながら

私は まだ ここを動けないまま・・・




告白

熱に浮かされ うわ言のように
貴方の名前を呟き 自分の心に気づく
それは 遅過ぎる自覚
伝えることすら 許されない

貴方を彼女に引き合わせたのは私で
私を彼に 引き合わせたのは貴方
手放したものの価値に 気づく頃
現実はもう 動かせないところまで
変貌を遂げた後

ありがとうなんて 言わないで
幸せそうな顔 しないで
貴方も同じ 気持ちで居たら
私も少しは救われたのに

楽しみも幸せも優しさも
貴方と分かち合いたいと 走る気持ち持て余す
それは 叶わない願い
誰も知らぬまま 骸と化す

貴方は今頃 彼女の肩を抱きながら
永遠の愛を誓う言葉を紡ぐ
私は今でも 膝を抱えて独り
届かない幻影を 追い求めている
愛に背を向けたまま

ありがとうなんて 言わないで
幸せそうな顔 しないで
貴方も同じ 気持ちで居ると
夢見ることさえ許されない

熱に浮かされ うわ言のように
貴方の名前を呟き 自分の心に気づく
それは 遅過ぎる自覚
伝えることすら…

ありがとうなんて 言わないで
幸せそうな顔 しないで
貴方も同じ 気持ちで居たら
私も少しは救われたのに




告白2

躰の中を蠢く ざらついた感触
吐き気を誘って 嗤えて来る


曇天の街は 白々しさを纏い
私はそれに怯えながら
俯き加減で 足早に歩く

時折混ざる冷たい風は
黙って私の罪を裸にして行く

私は 独りで

立ち尽くす勇気も 歩き続けて行く力も
私には何も無く
怖さが背中を押すけれど
強張った足は 徐々に力を失っていき

誰も居ない 街の片隅
膝を抱えてたら 歩けなくなった
声を出して泣いて 汚さに嘔吐し
そんな自分に腹を抱えて嗤った


擦れ違う人々 背後で立つ嬌声
誰も私なんか見てない
そんなことぐらい わかっているけど

肌を埋める剥き出しの棘
我が身を庇う醜い心串刺しに

私は 独りで

見失った影を 探すことにも疲れ果て
慣れたつもりの孤独
張り付いたポーズが埋め尽くす
空っぽの心は 暗闇に沈んで行く

誰も居ない 部屋に独り
迫り来る壁に 耳を塞いで
瞳を閉じて顔を俯かせたら
逆らう力など無いと知っているのに


躰の中を虫が這う 忘れ難い感触
思い出す度に 息が詰まって
汚れた躰抱えて 犯した罪背負い
見上げた空には 光など無くて

Please give me the raspberries ...
Please give me the raspberries ...
out of light ...







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